税理士の髙島です。
日本電産を創業された永守重信会長の著書に
「成しとげる力」という本で思ったことについて
ご紹介したいと思います。
この本の中で「人生とは運が7割、努力が3割」と書いてありました。
私も相続対策という実務をする中で、この方は運がよかったから
相続対策がうまくいったなぁというケースを多く見ます。
まず、相続対策でうまくいった方は
①タイミングよく対策を行っている。
いつ相続が起こるかわからないという中で、タイミングよく
建物を建設して、相続対策をしている場合や、たまたま
その時の銀行担当に遺言書を奨められて書いていたなど、
偶然的にタイミングよく対策を行っている場合があります。
②いい専門家に出会っている。
不動産経営をする中で、管理会社や建設会社、税理士など
様々な専門家に仕事を依頼するのですが、いい方と出会って
いるというケースが多くあります。
私もオーナー様を通じてであった管理会社の方を別のオーナーさん
に紹介することがあります。
いい方に出会うことができれば、いい人生を歩めるのではと
思うのです。
③努力も大切
ただ運任せというわけではなく、運というのは常日頃から
努力をしている方にやってくるようです。
そしていい流れが来た時に即断即決が原則です。
チャンスは一度しかやってこないし、たいていはものすごいスピード
でやってきます。
不動産の良い情報も、買うための準備とシュミレーションが大切です。
そしてどのような不動産を持つことが自分にとって幸せなのかを
絶えずイメージしておくことが大事ではないでしょうか。
その数字的な根拠も大切です。
人生はいつ終わるかわからない、その中で人生終わった時に
いい人生であったと最後思うことができるように
努力していく必要があるのではないでしょうか。
令和3年12月6日 税理士 髙島聖也