入居者とのつながりを大切にする不動産オーナー事例

入居者を第一に考える不動産経営:Tさんの事例

Tさんは福岡市内に複数の物件を所有し、所有戸数は100戸を超える

ベテランの不動産オーナーです。

その中には築40年近い物件も含まれており、最初の入居者とは40年もの

長いお付き合いを続けています。

驚くべきことに、Tさんの物件の入居率は99%を維持しており、

築年数の経った物件にもかかわらず、この高い入居率を誇っています。

その秘訣を尋ねたところ、Tさんは携帯電話を見せてくれました。

そこには、入居者の連絡先が登録されており、Tさんと入居者との間には

信頼関係が築かれていることがわかります。

例えば、「お風呂のシャワーが壊れたので見てほしい」といった連絡が

直接Tさんに届き、迅速に対応しているそうです。

また、清掃や庭木の剪定なども丁寧に行い、入居者が快適に過ごせる環境を整えています。

さらに、Tさんは入居者からの身の上相談にも親身に応じており、

その姿はとても楽しそうです。入居者が安心して快適に暮らせるように

常に心を配る姿勢は、自然体で行われていることが素晴らしいと感じました。

この事例から、入居者のことを考える時間や習慣を持つことが、

不動産経営を長く続ける上で非常に重要であると改めて思いました。

皆様もぜひ参考にしてください。

   令和6年8月21日 税理士 高島聖也

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