不動産事業が「不労所得」と考えられることがありますが、
私はそう感じたことはありません。
実際に、不動産業を成功させている経営者は常に働いており、
その働きとは、体ではなく、頭脳を使って日々思考し、決断することです。
不動産経営において、最も重要なことは入居者からの家賃収入です。
そのため、入居者に喜ばれるためにはどうすれば良いかを常に考えています。
ただ単にお金をかけるのではなく、費用を抑えつつも入居者に満足してもらう方法を
模索しています。
入居者には、単身者もいれば、家族世帯もいます。
さらに、事業用不動産では企業が相手となり、その企業で働く従業員のニーズにも
配慮する必要があります。
このように、不動産を取り巻く様々な人々のことを考えることで、
より豊かな社会を目指すことが重要です。
また、事業承継においては、後継者が自己中心的になると、
事業の失敗につながる危険性があります。
そのため、次世代にも正しい価値観と経営姿勢を伝えていくことが求められます。
令和6年8月20日 税理士 髙島聖也