税理士の髙島です。
ここ1年で建築費が高騰したことにより、高価格な賃料設定をしている
建設会社が増えております。
賃料が上昇していくこと自体は、不動産経営者にとってみればいいことですが、
その賃料設定を実現するために、過度な設備投資を行っている場合もあります。
高い賃料でもそこに住みたいと思うかどうかは福岡市の場合には、
大体エリアが決まっています。
やはり中央区や博多区が人気になるでしょう。
これ以外のエリアで駅からも遠い場合には、いくら設備で良いものを入れても
高価格帯の賃料設定をすることは難しいのが一般的です。
つまり、中央区や博多区の場合や駅から徒歩10分以内など競争条件が有利な
場合を除いて、高価格帯の建設会社を選ばないことが戦略の一つに
なります。
もちろん、自己資金に余裕もあり、この賃貸経営をボランティアでしても大丈夫
というケースは別ですが。
不動産経営を支援する建設会社や営業マンもこのことを理解して提案を考えて
いきましょう。
令和6年1月27日 税理士 髙島聖也