建築の失敗は管理で補うことはできない。

税理士の髙島です。

不動産経営に関するご相談を受けていると、

不動産オーナーさんから管理会社の対応が悪いので、

管理会社を紹介してくれないかということがあります。

入居率が悪かったり、家賃がどんどん下がっていくなど

不動産経営がうまくいっていない場合には、

不動産オーナーさんなりに、色々な経営改善を

考えていかなければいけないのでしょう。

 当然に税理士の変更というのもこの改善策に入ってくる場合もあります。

このような相談を受けながら思うことは

建築の失敗は管理で補うことができない」ということです。

不動産賃貸経営がうまくいくかどうかの約70%が

建築時に決まってしまうということです。

土地活用について

「どのような地域で」「どのような客層・業種に」 「どのような構造の建物」を

貸すかを決めています。

この決め方がまずい場合には、その後の管理・運営で取り戻す

という ことは難しいということです。

やはり、建築時にどのように活用していくかを不動産オーナーが

一生懸命考え努力するしかないのだと思います。

特にこれから日本全体では、人口減少に向かっていきます。

福岡は人口が増加しますが、その分、競争が激しくなります。

需要<供給の時代を「どのように切り抜けていくか」を

考えて行かなければいけない時代になっているのです。

   令和5年5月17日 税理士 髙島聖也

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