税理士の髙島です。
令和4年もあと少しですね。
ウクライナショックや円高など大変なこともありましたが、
サッカーワールドカップなど日本全体が感動した年でもありました。
12月16日に公表された令和5年税制改正大綱では、
暦年贈与の生前贈与加算期間が現行の3年から7年
や相続時精算課税への110万円基礎控除導入
(令和6年1月1日以後の贈与より適用)など
相続税課税強化に向けた方向性も示されています。
令和5年はどのような年になるのか、心配な部分もあれば
わくわくする部分もあります。
私ごとですが、令和4年は専門家、特に税理士向けのセミナーが
非常に多かった一年でした。
私なりに、不動産オーナーの相続対策に取り組む中で
思うことや実践手法などを「相続会議の開き方」というタイトル
で九州各地で講演をして回ったのですが、
参加された税理士の先生からは「これが一番大事」という
感想を多く頂きました。
令和5年は、より多くの不動産オーナーの方に相続会議を
実践してもらうべく勉強会を企画していきたいと思っています。
相続税で損したくないという感覚ではなく、不動産がある
ことによって家族が幸せになるという目的を明確にして
相続対策に取り組むことが非常に重要だと思います。
明るい未来が描ける不動産オーナーをより増やせるように
令和5年も頑張っていきたい思います!
令和4年12月27日 税理士 髙島聖也