税理士の髙島です。
不動産オーナー様からの対策のご相談をいただいたときに、
現時点における問題点がないかという観点で
チェックを行います。
①相続税や分割は問題ないか。
②不動産収支で問題はないか。
この2点は非常に重要です。
これについて問題なければ現時点においては
問題点がないということになります。
しかし、将来的な時間軸に目を向けると
実は潜在的問題点が潜んでいるケースがあります。
相続税については、借入金が減少することによって、
将来的な相続税が増加していくという問題点です。
そして、不動産経営については、
将来の大規模修繕費用や、減価償却減少による
税負担の増加などが挙げられます。
現状において問題ないかということも大切です。
しかし、将来において問題がないかということを
定期的に見直ししていく必要がある。
そんなことを最近ご相談受けている案件で感じました。
皆様も、将来について少し考えてみる機会を設けて
みてください。
令和2年2月4日 税理士 髙島聖也