家族信託勉強会の第2回を開催しました。
専門家向けという事でかなり実務上の取り扱いが迷うケースについて
お話をしました。
家族信託は何でもできる!?
そんな感じで制度自体がスタートしたのですが、信託法に詳しい弁護士の
先生と話しているとそうでもないようですし、税制もにらみを
きかせています。
ご依頼者が将来困らないように信託を設計する必要があると思っています。
今回は下記の事項についてお話をさせていただきました。
①受益者と受益者等の違い
委託者の権利を相続した者や受託者、受益者代理人が受益者とみなされる
ケースについて確認しました。
②損益通算の規制
不動産の損失について、契約ごとか不動産ごとに計算するかについて
諸説あることを確認しました。
③信託報酬は必要経費か
信託報酬を支払った場合をケース別に確認しました。
④複層化信託の取り扱いと課題
⑤信託内借り入れの取り扱い
⑥受託者判断による生前贈与
⑦信託口座