平成27年1月1日以降の相続税については、
基礎控除が引き下げられました。
このため、相続税の心配をする方が増えています。
サザエさんでおなじみの磯野家についても例外ではないようです。
自宅と老後に備えた預金があれば、
相続税がかかってしますということで
心配になった波平さんが当事務所にご相談に来られました。
波平:「高島さん、今年から相続税が増税になったと聞いたんですが、
本当ですか?」
高島:「そうなんです。平成27年1月1日以降に亡くなった方に
ついては、相続税がかからない金額(基礎控除)が引き下げら
れました。
昨年までは5,000万円+法定相続人の数×1,000万円
だったのが、3,000万円+法定相続人の数×600万円と
今までの6割に引き下げられてしまったんです。」
波平:「そうなんですね・・ということは私の場合は財産が
いくらを超えたら相続税の義務が出てくるんですか?」
高島:「波平さんのところは、相続人がフネさん、サザエさん、
カツオ君、ワカメちゃんの4人になりますので、
3,000万円+4人×600万円=5,400万円
が基礎控除(相続税のかからない金額)になります。
これを超える場合には相続税を申告する義務が生じるん
ですよ。ちなみに平成26年までは9,000万円が
基礎控除でした。」
波平:「5,400万円ですか!?自宅の評価だけでも
超えてしまいますね!!なんとかしたいですが、
高島さんどうしたらいいんですか!?」
高島:「波平さん、大丈夫ですよ。相続対策は今の現状を
確認して生前の相続対策を一つ一つ実行していくことが
大切です。当事務所が支援させていただきますので
ご安心ください。」
波平:「高島さん、よろしくお願いいたします。」