11月より同じビル内にて研修室を設けました。
最大18名が参加できる研修室です。
研修室を設けた理由は次の3つになります。
①職員のスキルアップのため
当事務所の職員も「家族会議の開き方」や「不動産オーナーの法人化」
などの研修講師を行えるようになってきています。
私自身が研修講師を通じてスキルアップが出来たので、職員の研修講師を通じて
スキルアップをしていってほしいと思っています。
②不動産オーナーの情報提供の機会を増やすため
セミナー会場を別で借りる場合には、最低でも2か月前から準備を行う必要がありました。
テーマを決めて参加者に向けて案内を出すという流れは結構大変でした。
関与先の不動産オーナーから「ちょっとこれが気になる」というテーマや
「これは多くの不動産オーナーに知ってもらいたいな」と思ったテーマも
その機会を設けることが出来なかったのです。
自社で研修室を設けましたので、これまで取り上げることのできなかった
ちょっとした内容の研修会や座談会も開催していきたいと思います。
③不動産オーナー同士の交流の場を提供する。
以前より関与先様限定の不動産オーナー交流会を開催していました。
当事務所の関与先の方々は、顔見知りで相続勉強会や経営勉強会を通じて
色々な意見を出し合うという機会を提供してきました。
これは不動産専門税理士事務所の強みであるとともに、
他が出来ない差別化だと思っています。
相続対策や不動産活用にはセールスの要素で、様々なサービスを提供されている方々が多くいます。
最近は、税金のメリットがなければアパートが売れないのではと思うほどに、税制メリットを、
営業マンが丁寧に教えてくれます。これには色々な罠があると思うのです。
本当にその方や将来相続される方のためになる提案になっているのかな?と疑問に思うこともあるのです。
不動産オーナーが困っている不動産オーナーの相談に乗るっていうのは、セールス要素がありません。
利他の心からのアドバイスが本当にいいと思っています。
そのような利他の心からのアドバイスが結果として自分を高め、次の世代に繋がっていくと
信じています。
私が不動産専門になった理由は「次の世代を思ってした対策によって次の世代が困ることに
はなってほしくない」という想いがあります。
これを実現すべくちょっとずつですが、進んでいこうと思います。
令和7年には職員と色々な企画を案内していきたいと思いますので、ぜひご参加ください!