不動産オーナーのリスクマネジメント

先日、宮崎で地震があり、南海トラフへの危険性が高まっています。

福岡も西方沖地震より20年近く経過したので、地震にはしっかりと備えて

おかなければいけません。

当事務所では月に一度、関与先のリスクマネジメントの打ち合わせを行っています。

所有する不動産や日常業務にはさまざまなリスクが存在します。

 

 

 

 

4つのリスク対策


このリスクに対応するため、4つのリスクマネジメントの考え方を活用しています。

  1. リスクの低減:火災などのリスクを減らすため、火の元をしっかり管理するなどの対策を行います。
  2. リスクの回避:被害が多いエリアには行かないことで、リスクを回避します。
  3. リスクの移転:発生頻度が低くても、起こると被害が大きいリスクについては、損害保険に加入して備えます。
  4. リスクの保有:災害の被害額が少なく、発生頻度が低いリスクについては、自ら負担する方針を取ります。

これらの対策を組み合わせ、税理士事務所や共同代理店と協力しながら、

関与先企業が保有するリスクに適切に対応できるよう取り組んでいます。

万が一に備えたリスクマネジメントシステムの構築が必要


特に不動産の場合、火災保険の加入が重要です。

加入の際には、特約などを含めた必要な保障内容を慎重に検討する必要があります。

しかし、実際には一度加入して終わりになるケースが多く、

メンテナンスが行われていないことがほとんどです。

火災保険は一度加入して終わりではなく、年に一度は内容を見直し、

メンテナンスを行うことをお勧めしています。

   令和6年9月11日 税理士高島 聖也

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