税理士の髙島です。
久しぶりのブログ更新です。
繁忙期ということで最近さぼっておりましたが、
定期的に更新していきたいと思います。
さて、今回は「戦略の間違いは戦術では補えない」という
内容です。
不動産経営に関する相談を受けることがありますが、
税金の問題もあれば、賃貸経営に関するご相談も多く受けます。
その中で資金繰りが悪いや入居率が悪いなどのご相談を受け、
経営改善に取り組んでいくのですが、
その中でも「建てた建物が悪かった」という問題は
なかなか改善することができないのです。
経費の見直しや募集の仕方など様々な戦術上の見直しをしますが、
これはなかなかうまくいかないのです。
不動産経営者が建物を建てるということは
一つの商品(建物)を決めるという戦略上の決定になります。
これを間違った場合に、その後の戦術では改善が難しいということです。
やはり、建築時にどのような建物を建てることが
自社にとって一番いいのかの戦略上の決定は
時間をかけて決定していく必要があるんだと思います。
当事務所では建築時のご相談をスポットでも受けております。
専門家に見てほしいという方はぜひご相談いただければと
思います。
令和3年7月11日 税理士 高島聖也