税理士の髙島です。
昨日、ご質問があった事例について、悩まれる方が
多いと思いますので、ブログで紹介したいと思います。
大手ハウスメーカーで建設された方で
一括借上げを受けている場合。
子会社の管理会社から
「築年数が10年になりましたので、外壁のリフォームで200万円必要です。しないと保証が・・・・」
こんなケースが増えているようです。
提案を受けたオーナーさんも「まだ新しいのになぁ。本当に必要なの?」
と思ってしまうと思います。
私も本当に必要なのだろうかと思うのです。
そもそも当初の事業計画には10年目でのリフレッシュ工事が
予定されていたのかが疑問です。
ここにはハウスメーカー子会社の
「リフォーム工事受注という営業ノルマ」があるように思います。
ここで不動産オーナーさんも経営者的な感覚を持っていただきたいのです。
営業に言われたから修繕をするのではなく、実際に必要なのか。
そして軽量鉄骨の場合は40年~45年の事業期間です。
この事業期間中に何回の外壁塗装をするかによって、
トータルの収支も変わってくると思うのです。
10年おきにする場合には 3~4回になります。
15年おきにする場合には 2~3回になります。
1回の修繕費が数百万円になります。
ここは『営業マンに言われたから」ではなく、
しっかりとした決断をしていきましょう。
令和元年12月6日 税理士 髙島聖也