税理士をどう活用するか!?
税理士の髙島です。
今回は『税理士をどう活用するか』ということについて
少し触れたいと思います。
税理士という職業を一括りにするとわからないのですが、
実は税理士にも二種類のタイプに分けられます。
それは『作業を請け負う税理士』と『意思判断の手助けをする税理士』です。
『作業を請け負う税理士』とは
確定申告だけする。
領収書のチェックだけする。
このような税理士でしょう。
本来の税理士のスタートは申告代行業ですから、
旧来の税理士はほとんどがこちらのタイプです。
もう一つの『意思判断の手助けをする税理士』とは
経営をするうえで役立つ資料を作成する。
同業者の事例をもとに最善の方法を提案する。
このような税理士でしょう。
私のお客様は不動産オーナー様がメインなので、
『いま建設した方がいいのか』
『相続対策として建てた方がいいのか』
『会社を設立した方がいいのか』
このような質問を受けます。
その時に過去の財務データ、現状の相続税額、家族の将来像によって、
具体的な数字をもとにお客様に説明をさせていただきます。
どちらの税理士のメリット、デメリットがあります。
ご自身で判断ができるという方は『代行型税理士』の方が費用が安く済むでしょう。
自分の判断では不安という方は『意思判断の手助けをする税理士』に
頼む方が月次の費用は掛かりますが、結果安くすむと思います。
令和元年6月4日 税理士 髙島聖也