今朝の新聞に『レオパレス439億円の赤字』という記事が載っていました。
施工不良や借上物件の入居率低下によるものです。
実は私も福岡のF銀行に依頼されて、
3年ほど前にレオパレスでセミナーをさせていただきました。
セミナー後に個別相談を4件ほど受けました。
税理士は不動産オーナーの方の相続税の試算を
行い、税額の試算をします。
そして例えば対策でアパートを建てた場合の
相続税の減額効果の説明をすることはできます。
しかし、その後の不動産経営のことについては
考えてくれないのが普通です。
『建設会社が言うのだから大丈夫』
『税理士が言うのだから大丈夫』
『銀行が言うから大丈夫』
この考え方は非常に危険です。
今の相続税対策だけでなく、
その後のリスクについても考えて
慎重に不動産経営をする必要があります。
H30.2.9 税理士 髙島聖也