不動産経営って本当に儲かるのだろうか?

12月決算の不動産所有会社の決算をしていて

少し思ったのです。

毎年の利益は500万~700万でていて、

それについて、毎年法人税を支払っています。

それによって、借入金の返済をし、のこりが預金通帳に

貯まっていきます。

でもそんなには貯まりません。

まぁ毎年利益で納税しているからうまくいっているのだろう

と思ってしまうところなのですが、

不動産経営には将来必ず発生する経費があります。

それは『大規模修繕費用』です。

この費用は数百万円から多いものになれば数千万円です。

・・・本当に儲かっているのだろうか?

こんな悩みを解決する方法があります。

一つ目は将来発生する費用を引き当てておく

方法です。

修繕引当金という科目で自社は将来発生する費用に

いくら毎年備えていかなければいけないかを把握します。

これについては有税で引き当てる方法と

『倒産防止共済』や『生命保険』を活用して節税を

図りながら積み立てる方法があります。

 

二つ目は事業計画を作成するということです。

賃貸事業はまさしく経営です。

多くの会社がこのまま行ったらどうなるのかを

日々真剣に考えています。

ただ頭の中で想像するのではなく、数字や文字に

書き留めてどのようになるかを予測する必要が

あります。

これは『事業計画書』です。

有名コンサルタントのドラッカーは

事業計画が必要だと言ってます。

特に資本を多く使う不動産賃貸業は

事業計画が必であるといえるでしょう。

皆様も本当に今の事業が儲かっているのかを

考えてみてください。

  H31.1.30 税理士 髙島聖也

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